ippo: 2007年12月アーカイブ



結婚式のスピーチで定番となっている話

結婚式のスピーチでは、ある程度定番となっている話もあります。

「50×50の話」や「3つの袋」など、これらは結婚式のスピーチで定番となっているので何度も聞いたことがあるという人も居られるでしょう。

ご存知ない方のためにご説明します。まず「50×50」というのはそのまま数字を掛け合わせると2500になります。これを夫婦に例えて、お互いが同じだけ努力している状態を50×50だとします。合計は同じ100でも49×51だと2499となり、48×52だと2496、という具合に努力や愛情がどちらかに偏ってしまうと掛け合わせた数値はどんどん低くなるため、やはり夫婦それぞれが等しく努力し合うことが大切...という定番スピーチです。

次に「3つの袋」。これはさらに有名なスピーチ文例なのでこちらならご存知の方は多いと思います。結婚するにあたって夫婦には3つの袋があると言われており、それが結婚生活をうまくいかせるために重要だそうです。ひとつめは給料袋で、新郎はしっかり仕事をして家にお金を入れること、ふたつめはお袋ということで子供が出来たら新婦はそれをしっかりと守って育てること、そして最後に堪忍袋。気に入らないことや許せないことがあっても、それをぐっとこらえること。その3つの袋を大切にすれば結婚生活は円満にいく...というわけで、他にも料理をちゃんと作る「胃袋」や夜の生活をしっかりと営む「玉袋」も大切に、という「5つの袋」パターンもあるそうです。

この他にも結婚式スピーチには定番となっている話はたくさんあります。これらの話は結婚式スピーチ集として書店に売られていますし、最近ではインターネットでも調べることが出来ます。さすが定番というだけあって、どの話もナルホドと思わされる話ばかりです。こんな気の利いた話をすればいいスピーチになるだろうと思ってしまうのですが、如何せんこれらの話は定番と言われているものばかりなので、既に知っている人が多いだけでなく、最悪の場合は会場でネタが重複してしまう可能性すらあります。

定番となっているスピーチをそっくりそのまま丸暗記して話すのではなく、定番スピーチを引き合いに出しながら、そこにもう一味加えて話すとオリジナリティがありますし、定番スピーチがベースになっているので話に安定感を持たせることが出来ます。

せっかく新郎・新婦にお祝いの言葉を述べる機会が与えられたのですから、やはり丸暗記だと味気ないですね。少しでもいいので、自分の言葉で語りかけてあげたいものです。

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