結婚式のスピーチ: 2008年3月アーカイブ



目上の立場として結婚式スピーチ

あなたが新郎・新婦のどちらか若しくは両方の上司や目上に当たる人だとします。

そんな立場で招待され、結婚式スピーチを頼まれたということは、あなたは主賓です。

スピーチの順序や取扱いも全てにおいて、最も位の高いポジションでのスピーチを
することになります。

職場恋愛でゴールインしたカップルの結婚式で、あなたがその職場のボスだったとすると、
新郎・新婦両方についてある程度の情報はあるでしょう。
その場合は二人の馴れ初めや仕事ぶり、生活ぶりについての話をしても面白みがあると思います。ですが、主賓として招待されている人の場合はそうでない場合も多いですね。つまり新郎・新婦についての情報をそれほど持ち合わせいないということです。

そんな場合でもスピーチの内容に困る必要はありません。あなたは人生の先輩なのですから、すでに長い期間にわたって結婚生活を送ってきた先輩として、またそれだけではなく社会人の、そして人生の先輩としてのアドバイスをしてあげることに重点を置いてください。結婚生活には色々な出来事があります。楽しいことばかりではありませんから、そういった局面がおとずれた際に二人でどうやって乗り切っていくのか、実際に体験した人の話は迫力があります。あまりネガティヴな話は良くないですが、ある程度逆境になった際の話でも良いと思います。

目上の立場として結婚式スピーチに臨む人がおそらく一番多いので、結婚式スピーチの文例集などを見ても、このような立場の人が話すことを想定しているものが一番多いように思います。目上の立場ということもあって、普段から友達付き合いをしていることは少なく、友人の立場から話すような笑いを誘う話はあまり無いと思います。それでいいのです。
お笑い芸人ではないのですから、何も結婚式スピーチで必ずしも笑いを取る必要はありません。友人代表などの人がスピーチをする際には変装をしたり替え歌を歌ったり、ショートコントのようなお芝居をして笑いを取るシーンをよく目にします。こういうことは同年代の友人たちに任せておけば良いのです。

主賓のスピーチなんて形式的なものだから、ちゃんと聞いている人なんてほとんど居ない、というくらいに思っておいたほうが、気が楽になっていいかも知れませんね。

その場所まで駆けつけて結婚式スピーチまでやったのですから、新郎・新婦だけでなく親族などの関係者はそれだけでも充分喜んでくれているはずですし、感謝されているはずです。

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